2014年2月13日木曜日

【読書】ビジネスマンは35歳で一度死ぬ

「ビジネスマンは35歳で一度死ぬ / 鉢嶺 登」
を読みました。

ここ数年自分がその年代になったからか
35歳前後って、様々なターニングポイントでもあるなと
感じる事がありました。

生ぬるくなりがちな気持ちを、ビシッと引き締めてくれるような
熱くなれる本でした。
(自分のために残しておきます。)



「男子たるもの、生まれたからには、世の中に足跡を残したい」と私は考えています。

政治家?先生?一番しっくりきたのが、「会社の社長」だったわけです。

結局、俺がここ(エジプト)に来れたのは、
たまたま“恵まれた国”に生まれたからだよね。
今でこそ恵まれた日本も、ほんの50年くらい前までは、終戦直後で貧しかったはず。
それを、こんなに豊かにしたのは、
高度経済を支えてきた先人たちのおかげ。
俺たち若者は、それに乗っかっているだけだ。

このエジプトの貧しい人たちのことを考えたら、
日本で起業に失敗するくらい、なんてことはない。
食っていけなくなることはないだろう。



「日本の将来のため、これからの子孫のため」

「新しい価値を生み出す精神」「道を切り開く精神」が、
社員を成長させ、会社を成長させる。
私がつくりたかったのは、こんな会社だったのです。

「人からさまざまなことを教えてもらえる」というのは、
若さの特権なのです。


明確な目標(ゴール設定)は自己実現には欠かせません。
なりたい自分になるために、壁にぶつかったとき、
それを乗り越えるための必須要素として、
ゴールをつくる力は非常に重要です。

「なりたい」だけでは、なれない。

「○○になりたい」「○○がしたい」
そう考えているだけの人間は、いくらその気持ちが強かろうが、
いくら真剣であろうが、実現することはない。
「なるんだ」「やるんだ」と決めて、
具体的な目標を設定して、計画に落とし込んで、 実行した人間でなければ、
なりたいものにはなれない、やりたいことはやれない、
のです。

「前に進むためには、目標がなければダメ」
「目標を計画に落とし込んで、実行しなければ実現しない」

目標はできるだけ具体的に
年末年始には、“自分の年表”を書き換えなさい。
自分の年表―。つまり人生設計です。
自分なりの目標を立て、達成のための計画を実行することが重要なのです。

マネジメント=人を使うということは、“稼ぐ技術”の一つである。
何のためにマネジメントをするか、それは極論を言えば「稼ぐため」です。

「順番的に自分だったから仕方なくマネージャーになった」としか
考えない人がいる、ということです。

思いを明文化する。
弱点の自覚を含め、自分を知るための一番の手段は、
「思いを実際に書く」ということです。

ポイントは二つ。
できるだけ具体的に書くこと。
自分の言葉で書くこと。
リーダー力を身につけようとするあなたは、
弱点を自覚し、自分の思いを明文化させるという
自己分析に、まずは着手すべきでしょう。

「自分の言葉で伝える」
自分の頭で考え、かみ砕いて、具体化させた言葉が、
「あなたの言葉」となります。

たとえば、会社のトップから
「業績が伸び悩んでいる。もっと気合いを入れていこう」という
号令がかけられたとします。
「今日、社長から『もっと気合いを入れるように』と言われたので、
みんなもっと気合いを入れてくださいね」
これでは、自分の言葉ではありません。
「もっと気合いを入れるように、ということなので、
営業の訪問件数を増やせないか各自検討してください」
あるいは、「気合いを入れるように、ということで、
まずは出社時間を1時間早くしてみようと思う。
それから、各自服装の乱れに注意しよう。
だらしない格好だと気合いも入らないからね」と
話す人もいるかもしれません。
どちらが正しいか、という問題ではありません。

自分の言葉とは、このように
具体化された言葉であるべきだということです。

熱意を伝えれば、人が動く
相手に熱意が伝わらなければ、相手を動かすことなどできません。

伝わらなければ、伝えたことにならない。
「どうすれば全員に伝わるか」
「全員に伝わっていなかった場合は、どうするか」
「伝える」ということには、そこまで気をつかう必要があるのです。

読書は、最も費用対効果の高い自己投資、
と言っていいでしょう。
時間がない!は理由にならない。
まずはとにかく読め!です。

「失敗した経験もないくせに、成功なんてできるハズがない」
私はそう考えています。



「やらなかったという失敗」は、私にとって、大きな勉強となりました。
だから「とにかく、やること」がとても重要だ。

本当に「世の中をよくしたいから」「社会に貢献したいから」というのが、
起業の理由だったのです。

会社を続けているのには、やはり「儲かる」以外の大義が必要なのだと思います。
私の場合は、それが「次世代のための新しい価値創造」という言葉に集約できたわけです。

肉食であり続けるために、
現状に満足しないでいるためには、
自ら「劣等感」をいだく場面に身を置くことが大事。

「ヒーローに会う」それも貪欲な肉食の力がなせる業でしょう。

与えられた目標では、どうしてもそれを達成して満足となってしまいます。
肉食が追い求める獲物は、いつも「自分でつくり出した目標」であるべきです。


「安定してしまったら人生に負ける。」
(米長邦雄)

なんしか、カッコいい大人になろう。




↓Click Please!!↓
35歳でもう一度気合いを入れ直す時計


読んで「いいね」って思ったらシェアして頂けたら幸いです。
↓ポチッとなっ!てナイスシェアリングッして下さいませ↓