2020年10月22日木曜日

【胸熱】島田紳助に学ぶ子育て論【珠玉の名言たち】

島田紳助さんがTVから消えて
一体何日が経ったのだろう。
あの日以来、私はTVに興味が無くなってしまったんです。


でも、
今年はじめに、YOUTUBEで見れましたね。
久しぶり動く紳助さん、うれしかったな~。

私の思春期は、
島田紳助さんに影響を受けたといっても過言ではありません。
そんな、私も子育てする親の年齢になりました。

夫婦仲悪いと、子どもは非行に走る。
非行は親へのメッセージやで。


島田紳助さんは、
物事の真実を分かりやすく伝え、
薬にも、使い方によっては毒にもなる言葉を使いこなす達人でした。
あの頃の私は、TVではなく、島田紳助さんを見ていたのかもしれません。
子育てに悩む今だからこそ、
島田紳助さんの子育てに関するメッセージを残しておきたくなりました。




「やれ!」はダメなんですよ
親が押し付けたもの
みんな嫌いになんねん。





バイクに乗って欲しかったら
自然な環境にバイクを置いて
子どもに押し付けんと
俺達が楽しんでる姿を見せる。




そして
「これめっちゃ面白いわ!」
とやって見せたら
「やっていい私も?」てなるんですけれども
「やれ!」はダメなんですよ。


家に風が入ってくるのは子どものおかげ。



子どもがおらんかったら離婚してたなって感じるときあるわ。

家にね、嫁と二人でいたら、
会話が底を尽きて来る。
だんだん。
ところが、子どもがいてくれたら、
子どもが色んなトラブルを
家に持ってきたりするんですよ。
あれがね、
なんか「窓が開いている家」みたいに
風がいつも入ってくる。
新しい話題が入ってくるから、
それをテーマに皆が話すから、
家族の会話も多くなる。



俺も親は初めてやから、わからへん。
でもな、子供は1回経験してる。
だからお前らの気持ちは一番わかるで。


俺はお前たちを愛している。
愛しているから期待はしない。
自分の思ったとおりに、
好きにやったらいい。


親が子供に期待をすると言うのは、
子供に親のためにがんばれと言うのと同じだ
他人のために頑張るのは難しい。
しかし、
子供だって
自分のためなら頑張れるのだ。



スーパーマンやったらあかん。

お父さんって威張るんですよ。
で、
威厳を保とうと思って威張ると、
子供はね、ムカつくんですよ。
でも、「お父さんの本当の姿を見せる」ちゅうのは、
弱いところも強いところも全部見せるんですよ。
子供の前で平気で悩んで、
「もう無理や!仕事行きたくない!」って言うんですよ。
すると子どもも
「わかるわー!私もめっちゃ学校行きたくない時あるもん」って共感する。


親と子どもは一緒なんですよ。
スーパーマンやったらあかん。
スーパーマンはおれへんけど、頑張るんや。頑張る。
すると子どもは親のことを大好きになってくれんねん。

気をつけてやってることは、
ちゃんと子供に謝る時は「正座して謝る」ということ。
親は間違えるんだけど、
間違ったときに「ごめんな」って親の立場で謝ると、
子どもも謝るときは
ごまかしながら謝るのかなって思うねんな。



たくさん見るしかない。

子どもに「職業別電話帳」を持って来させて、
子どもに言う。
見てみい、こんだけ仕事があんねん、世の中には。
こん中の一個見つけるのが人生の仕事や。
これはどうやって見つけるのかといえば
たくさん見るしかない。
だからいろんなことやれ。
いろんなところ見に行こう。



押しつけたらあかん。

押しつけてやらせたら、
子供は賢いから
親の感じを見て「やっとかなまずいかな」とか思うのね。
それで溜まって溜まって
反発になって
それを嫌いになるから
押しつけたらあかん。



「お前の気持ち分かるわ~!」から入る。


お前気いつけなあかんで、
子供が非行に走んで。
中1は大丈夫。
中3くらいからヤンチャになんど。
お前の子どもが不良になったら、
俺がお前の家行ったるわ。
俺が行っても怒らへんから大丈夫。
子どもには
「お前の気持ち分かるわ~!」
から入るから。




飛べない日のスーパーマンを見せとかな。

酒でベロベロになっても、
仕事はしないとあかん。
仕事もせんと飲んだくれて、
家の前で寝てたらあかんねん。

仕事をめちゃめちゃ頑張ってるんだけれども
だらしないところも見せる。

スーパーマンというのは、
実は「すべてがかっこよくないんだ」
というところを見せなあかんねん。
飛べない日のスーパーマンを見せとかな。




常識を否定すると
子どもは人の話を聞きます。


例えばお年玉。
「しょうもないもん買えよ」
って子どもに言う。
したら、子どもは「ええ!」ってなる。

親として間違ってますよ。
普通「しょうもないもん買え」って言わんとここは
「お金は大事に使え!」と違いますのん、
て言うから
人の価値観はみんな別々や。

お前「俺のエアガンどう思う?」って言われたら
いや、「しょうもないもん」って言うと思う。

せやろ!
でも、俺は夢中で買うねん。
じゃあママの香水はどう思う?
「臭い水」
せやろ!

でも、子どもたちが何か買うてきたら、
親は言うねん
「しょうもないもん買うな!」って
親はついつい言うねん。
でも、それは違うねん。
お前たちにとっては「大切なもの」なはずや。


俺から見たら、
お前たちはきっとしょうもないもん買うはずや。
でも、それは子どもにとっては正しいお金の使い方やから
「しょうもないもん買え!」
って言うてんねや。
すると、子どもたちが
「お金を使うときに、ちょっと真剣になるわ」
って言い出した。
実際、子どもたちは何か買ってきましたか?
いやなかなか買いませんでしたわ。
「しょうもないもんが見つからん」って。


それは子どもを思っての行動と違って、
あんたの感情や。

ちゃうねんちゃうねん。
みんな会うねん、離婚した当初は。
ところがな、条件が変わるねん。

例えば、お前がな、結婚したりするわけや。
結婚して再婚するやろ?
子どもが生まれるやんか。
ほんで前の奥さんの子どもに会いに行くということはですね
今の新しい奥さんの手前
今度の子供の手前
いろんなトラブルが起こるねん。
それで会いに行かなくなったり
会いに行けなくなったりするねん。
それはな、前の子供がめちゃめちゃかわいそうやろ。

それは子どもを思っての行動と違って
あんたの感情や。

あなたが会いたくて来てたけど、
今度はあなたが会えなくなって来なくなる。

「大人の身勝手さ」に振り回されるのは
ええかげんにせいちゅう話やから
会うと決めたら、結婚しても行かなあかん。

さんま見てみ、絶対結婚せへんかったやろ?




親は「子どもの喜び」を奪っちゃいかん。

高校生の時、長女がミスチルが好きで
「今度アルバムが出るねん。買ってくれへんか」
って言うから
「いくら?」って聞いたら
「3000円」って言うから
「お前がよそのお姉ちゃんだったら
100枚ぐらい平気で買うてやるんやけどな
愛する娘やからそれはできへんわ」

親が子どもに物を買い与える。
すると子どもは嬉しそうな顔をする。
その顔を見て親が喜んでいる。
それはその「子どもの喜びを親が奪っている」にすぎない。

だから自分でお小遣いを貯めて、喜びを自分のものにしなあかん。
だから親は「子どもの喜び」を奪っちゃいかん。





知識より知恵をつけなあかん。


俺は、娘が中学生、高校生の頃から
「彼氏をつくらないこと」を真剣に怒っていましたね。
恋愛には予防接種が必要やから。
お前な、このままハタチ過ぎても一回も恋愛せえへんかったら
ハタチ超えて好きになってフラれたら死ぬぞ。
それくらい恋愛って怖いもんや。
だから14、15で予防接種。16は16で予防接種。
積み重ねていって大人になっていくんや。
だから「はやく恋愛せい!」って真剣に怒ってました。

真ん中の子は、
それでも勉強ばっかりして彼氏をつくらなかったですよ。
学校の勉強よりも「生きる力」の方が
世の中で大切やないですか。そうでしょ?
知識より知恵をつけなあかんねん。
学校が教えてくれるのは知識や。
でも恋人や友達が教えてくれるのは知恵や。
世の中でどっちが必要なのかと言ったら「知恵」や。
だから勉強ばっかりしてる娘に向かって
「馬鹿かお前は!」と、ようドついてました。



心の中では「ごめんな」って思ってんねん。

実生活の中で、夫婦仲が悪いと、
子供が非行に走るやんか。
子供ってほんまは、非行に走ってるの
「親へのメッセージ」やで。
どんだけ非行に走って
どんだけ警察に捕まっても
親はとことん最後まで
警察に行って謝って
一生懸命子供を叱って
「この親はどこまでやるか?」
っちゅうのを、
子供は見とんねん。
「おかんうるさい!」
って言いながら
心の中では「ごめんな」って思ってんねん。
そんな子供は大人になったら、
ちゃんと親孝行すんねん。
「昔は悪かった」と思ってるから。











先生は悪くないです。
悪いのは親なんです。


娘が学校でイジメられていた。

まずは娘がイジメられていると気がつきながらも、
「子供同士の問題」と捉え、
3ヶ月間は一切口を挟まなかった。
しかし、3ヶ月を超えたあたりから学校を休むことが多くなり、
ついには不登校に陥ってしまった。
娘の反対を押し切って
イジメている本人たちに直接接触することを決意した。


まず子供がイジメられていることを
親に相談しないのは、
そもそも親を信頼していないから。
相談しても解決してくれないと
思っているのが問題。
だから、親としてはしっかりと解決策を提案することが大事なんです。

俺がこれからとる直接交渉っていう解決策は
成功率70%や。
失敗することもある。
でももし失敗したら引っ越そう。
引っ越せばいい。

最悪のケースになっても逃げ道はある。

そしてイジメた子供を自宅に呼びつけた。
イジメた子ではなく
イジメられていたほうの自分の娘を叩いたのだ。


娘に対して
「原因をつくったのはお前。
お前がむかつくことしたからこうなったんや」
と説教をしながら叩き続ける。


そしてイジメていた子供に
「まだムカついているか?
もっとやったほうが良いか?
ごめんな。こいつが悪かったんや」
と謝った。

いじめっ子が「もういいです」と言って帰った後は
子供に謝罪の手紙をかかせて
今度は親のいないところでも改めて関係を修復させた。
こうして無事いじめは解決したという。

学校のいじめ問題は
教師と生徒の1人対30人の関係では絶対に解決できない。
親と子供の1対1の関係で子供を守ることが大事。
先生は悪くないです。悪いのは親なんです。






俺は結婚した時、
おかんにこう言ったんや
おかん、今まで俺にとっておかんが一番やった。
でも今日からは、嫁が一番、おかんは二番や。







だから、子どもたちには贅沢させない。


飛行機で旅行に行く時、
ファーストクラスに乗るのは自分と嫁さんだけです。
子どもたちは、エコノミークラスに乗せます。
お寿司屋さんに行っても、自分たち夫婦は、
トロやウニなど高くて美味しいものを、どんどん食べます。
しかし、子どもたちには、安いものしか食べさせません

それは何故かと言うと、
自分たち夫婦は一所懸命に、
働いてきたから贅沢をしても良いと思う。
だけど子どもたちは、親から食べさせてもらっているだけで、
本人たちが偉いわけでも、頑張ってきたわけでもない。
それなのに贅沢をさせたら、
子どもたちは、
自分が偉くなったように勘違いして、
ろくな大人にならないと思う。
そして
人間にとって一番大事なことは、
自分で一所懸命に働いて、
お金を稼いで自分のお金で、
美味しいものを食べることやと思う。
だから子どもたちには、
自分で頑張ってお金儲けて、
自分のお金で美味しいものを食べなさいと言う。
その楽しみや喜びを、
親が奪ったらアカンと思う。
だから、子どもたちには贅沢させないんよ。





だから勉強せな、アカンねん。


俺、勉強せぇへんから
子供の時からオカンに勉強せぇって言われて
「勉強して何になんねん!」って
ずっと俺たぶん500回くらい言うてきてたんですよ。

で、真ん中の子は勉強ばかりしとるんすよ
で、高校2年の夏に
「お前、何してんねん勉強ばっかりしやがって」って
「お前、勉強なんかして何になんねん」って
子供の時からの疑問を俺がぶつけたんですよ
親の立場で子供に。
「何になんねん!こんなもん勉強ばっかりして」って
ほんだら娘が
「えっ、何になるって、えー、なんやろ、
人生の選択肢が増えんねん」
って
俺、そん時マジで涙出て
「なんで気ぃつかへんかったんや」って
中高校生見てるか?勉強せえよ!
選択肢や!



だからこづかい、1万円もらってるやつと、
千円しかもらってないやつとの差と一緒や。
1万円あったらなんでも買える。
でも300円のもの買うてもええねんもんな、
でも、千円しか持ってないやつは
2千円のもの買えへん。
だから勉強せな、アカンねん。





THE袖の下。小判型バスボム 入浴両 6P



宴会に必須!高級黒毛和牛タオル




「おとんはいつまでたっても、
お前のおとんやろ。」
(島田 紳助)



なんしか、カッコいい大人になろう。



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