2013年3月27日水曜日

【読書】101%のプライド

「101%のプライド/村田 諒太」
を読みました。

ロンドンオリンピックボクシング金メダリスト村田 諒太さんの自伝的エッセイ。

サクッと読めますが、関西人だからか、所々に笑いも織り交ぜられ、面白かったです。
ボクシングは、個人的にすごく興味があり、勉強になりました。

また、トップアスリートのメンタル強化法やトレーニング法を、少し垣間見れたようでよかったです。
そしてこの本にあった、グッときた言葉を自分自身のために残しておきます。



「本当の紳士とは、ルパン三世だろう。スケベでもええやんか。」
 
 
「キャプテンになったとき、ひとつだけ決めたことがあった。
走っていても何をしても、『人の背中を見たらあかん』ということだ。」
 
 
「スランプは、練習でしか克服できない。負けて己を知ること。」
 
 
恩師武元先生の
「負けて泣くことないよ。泣くほど練習していないじゃないか」
という言葉にもグッときました。
 
 
ボクシングって、原始的だからかこそなのか、
胸の奥の何かを揺さぶるってくるような気がします。
本能に近いものかな、なんて思ってみたりします。
 
 
傑作青春ボクシング小説「ボックス!/百田 尚樹
読んだ時も何か、男としての奮い立つような感覚があったし。
なんか、ボクシングっていいよねって思ったりします。
 
やっぱり強い男は、魅力的だもの。
それで優しさを兼ね備えられたら最高だ。
ギャップがあるってってセクシーよね~。
 


「ニュースタンダードは自分で創造するものなのだ。」
(村田 諒太)
 
 
なんしか、カッコいい大人になろう。


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2013年3月19日火曜日

【読書】戦後史の正体

「戦後史の正体 /孫崎 享」を読みました。
いや~、面白い本に今年はよく巡り合える。
いつものように、自分のためにまとめて残ししておきます。(本文と違う所もあるかも。)

「アメリカの国益から見よ。」という
見落としがちな視点は、斬新。

「1945年日本は降伏したのであって単なる終戦ではない」ことが
強調される。

本書は、戦後の日米関係は勝者と敗者との関係から始まり、
現在までこの関係は基本的に変わっていないという。
日米同盟は、日本を米国の国際戦略の補完的役割として位置づけであり、
再び日本を米国の脅威たらしめない日本封じ込め戦略の意味合いもあり、
今日現在まで続いている。

2013年3月12日火曜日

【レシピ】男の塩からあげ【やみつき】

今日は、趣向を変えて
大好物の唐揚げのレシピを公開します。

得意ではないですが、休日にたまに料理をします。

普段使わない脳を使うのか頭がクリアになって良いです。
でもって、家族が喜んでくれます。


【男の塩からあげ】

材料(4人前)

鶏もも肉 600g
(下処理)
・塩 2つまみ(小さじ1)
・コショウ パッパッパッパッと4振りくらい
・一味唐辛子 サッサッサッと3振りくらい
・ごま油 軽くタラ~リって感じ(小さじ1/2)

(漬け込みタレ)
・塩 1つまみ(小さじ1/2)
・ショウガ 1片・・すりおろす
・ニンニク 2片・・すりおろす
・リンゴ 1片・・すりおろす
・酒 大さじ2
・みりん 小さじ1

(衣)
・片栗粉 衣用適量
・コーンスターチあれば (衣用で片栗粉5に対し1の割合)
・ビニール袋1枚(漬け込み用)

2013年3月5日火曜日

【読書】銃、病原菌、鉄(下)

「銃、病原菌、鉄(上)/ジャレド・ダイアモンド」
を読みました。先日の続きです。


ようやくの読破。いや~勉強になるな~。
自分のためにまとめて残ししておきます。(本文と違う所もあるかも。)


文字の誕生の有無は、農耕社会があったかどうか、
つまり定住社会があったかどうかに依存する。


文字のない農耕社会もあった。
文字の必要性はあっても、文字の誕生がなかった。
この点では、畜産と同様で地理的な分断が、
文字の習得の分断をもたらした。
東西の土地の広がりの方が有利である。
文字があることが、更なる社会形成に必須である。


技術発達の水準は、定住社会が基盤となる。
定住社会で、農業生産性が高くなると、
農業生産に関わらない専門職が生じ、発明が起こりやすくなる。
また、定住社会で、人口密度が高くなると、
発明ができる職人も増えるし、発明を利用する用途も生じる。
他の地域と共有することができるとその多くの発明の相乗効果で、
技術水準はどんどん高まっていく。
発明は、天才の数によるのではなく「定住社会」が可能なところに発明が生まれる。
結局のところ、恵まれた土地すなわち環境の差が発明に繋がるのである。


人類の社会形成は、群れ→部族社会→首長社会→国家へと発達していく。
国家の成立は、「強い側による征服」という形で起こる。
国家が成立すると、文明が発達し、食料生産力が高まり、人口が増え、さらに文明が発達した。


大型の家畜というのは、重要である。

南北アメリカでは、先住民が欧州人の渡来したあとで、インカ帝国などが滅ぼされた。
この理由は、南北アメリカには穀類や大型家畜などが欠落していたからである。
病気への免疫力の欠落も、大型家畜の欠落のせいだった。
また、食料の生産性の低さは、余剰生産力の不足ゆえに、文明の発達を弱めた。

大型の家畜は、田畑を耕したり、軍事的に使ったり免疫を与えたりと何かと重要である。


文字の発達→高度な武器→他の地域を武器と病気で征服→更に大きく強い国家


それにしても、病原菌ってすごい。銃や鉄器なんかよりもよっぽど殺傷能力に長けている、、、。


免疫力って重要ですね。






 




「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。
愚者だけが自分の経験から学ぶと信じている。
私はむしろ、最初から自分の誤りを避けるため、
他人の経験から学ぶのを好む。」
(オットー・フォン・ビスマルク)


なんしか、カッコいい大人になろう。

【読書】銃、病原菌、鉄(上)
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