2013年12月30日月曜日

【大切なこと】行動をすること、継続すること【歳末助け合い】

象の神様ガネーシャは言いました。

世の中の人を喜ばせたいっちゅう気持ちを素直に大きくしていくことが大事やねん。
そやから寄付すんねん。
自分はとにかく人を喜ばせたいし、助けたい。
そういう人間になることや。


2011年3月11日のあの大震災から
しばらくして読み直した本のこのフレーズが
僕の胸を打ちました。

2013年12月26日木曜日

【読書】看板のない居酒屋

「看板のない居酒屋/岡村 佳明」
を読みました。

この本もかなりおもしろかったです。
いつもの通り、自分のために残しておきます。(本文と違う所もあるかも。)

「あんたが好かれる人間になったら、周りの人は寄ってきてくれるんだよ」

「宣伝なんてしなくても、看板なんてなくても、
安売りなんてしなくても、ちょっとくらいまずくても、
あんたが好かれる人間になれば周りの人は寄ってきてくれるんだよ」

ご先祖様はたった二十代さかのぼるだけで、
104万8576人にもなる。
その中のたった一人でも早死にしたり、
人生を全うできていなかったら、
今の自分は存在しない。
104万人以上のご先祖様が、
命を大切に繋いで繋いで、
その結果、私がいる。
だからこそ、私はこうして生きている。

「人気」のある店ではなく、
「人望」のある店を目指しましょう。
「人間力」は「人望」につながります。
「人望」は、一瞬ではなく一生です。
人望のあるお店になるには「人間力」が絶対に必要なのです。
だから、「ウラの努力」が欠かせないのです。

「くつを揃えなさい。くつを揃えるといい人生になるよ」
はきものを揃えるという小さな「ウラの努力」が、
人生に大きな変化をもたらす。

「成功する人はね、素直で負けず嫌いなんだよ」
「素直」は力なのです。

たとえば、
AKB48のメンバーが「今日はヤル気がないから、テキトーに踊ろう」とか、
ダルビッシュ選手が「今日はコーチに叱られたからヤル気になれない」とか
思ったり口に出していたら、
どうですか?

2013年12月18日水曜日

【読書】ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

「ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく / 堀江 貴文」
を読みました。

実は、初め手に入れた「サイン本」がこの本です。
なんだかうれしかったです~。

感想としましては、
一言で言うと
「この本は、熱いです。」
実際、そんなに期待せずに買ったのですが、
僕の読んだ今年のベスト10には軽く入ります。

正直言って、
ホリエモンという人物の見方がガラリと変わりました。
熱い人です。そして、僕も熱くなっちゃいました。

この熱い気持ちを自分のために残しておきます。(本文多少の訂正・加筆しています。)
 

人が新しい一歩を踏み出そうとするとき、次へのステップに進もうとするとき、
そのスタートラインにおいては、誰もが等しくゼロなのだ。
つまり、「掛け算の答え」を求めているあなたはいま、「ゼロ」なのである。

そしてゼロになにを掛けたところで、ゼロのままだ。
物事の出発点は「掛け算」ではなく、必ず「足し算」でなければならない。
まずはゼロとしての自分に、小さなイチを足す。
小さく地道な一歩を踏み出す。
本当の成功とは、そこからはじまるのだ。

2013年12月13日金曜日

【今日からできる】世界を変える魔法 ペイ・フォワード【Pay It Forward】

「ペイ・フォワード」とは、
「ペイ・フォワード 可能の王国」(原題: Pay It Forward)という映画の中で

シモネット先生が社会の時間に生徒たちに課した
「もし君たちが世界を変えたいと思ったら何をする?」
に対するトレーバー少年の回答です。


親切にされた時に、その人に恩返しをするのではなく
その分他の人に親切にしてあげようという
少年のアイデアが世界を変えるというストーリーです。

当人に、恩返し「Pay Back」するのではなく、
別の人に、恩送り「Pay It Forward」をしましょうということです。

「ペイ・フォワード Pay It Forward」とは、
トレーバー少年が考え出した「造語」ではありますが
今では、一般的な言葉にありつつあります。
「次に渡そう運動」なんて言われることもあります。


この「恩送り」という概念は、昔から日本にもありまして、

そのことを表す言葉が
「情けは人の為ならず」です。

「情け(=親切)は、いずれは巡り巡って(他でもない)自分に良いことが返ってくる
(だから、ひとには親切にしましょう)」という意味です。

では、日本以外の国にはそんな考え方は無かったのか?

いいえ、英語圏にもちゃんとありました。
「A kindness is never lost.(親切は決して失われないので実行しよう)」と
いう言葉があります。

こういったモラルや常識は、
各地の人間社会が古くから持っている良識のひとつで、
現代の私たちの心にも響きます。
心に響くという事は、我々人類が
元々持っている良識なのではないでしょうか。

「ペイ・フォワード」は世界を変える魔法です。

じゃあ、世界を変えたいって思った僕たちは具体的に何をすればいいんでしょうか?

まず、

2013年12月5日木曜日

【読書】君たちはどう生きるか

「君たちはどう生きるか /吉野 源三郎」
を読みました。

池上彰さんが
今の若者に読んでほしいと思う本として
紹介されていた本です。

前から興味があり、ようやく読むことができました。
なるほどこれは、読んで損はない。
いや、読まないと損だと言ってもいいかもしれません。良書です。

この本が発行されたのは、1937年、戦前だそうで、
約80年程も前に書かれた本であることに驚きました。
普遍のメッセージというのは、時を経ても輝きは失わないことの
証明といってもいいでしょう。

もちろん、当時の中学校は、義務教育ではありません。
戦争へと傾く情勢の中で、反戦的なニュアンスも読み取れるので
この本が検閲を通り発行されたことも考慮すると
ますます、すごい本だったと思います。

中学2年生の「コペル君」が、学校の友人や
「叔父さん」とのふれあいの中で成長していく物語。
特に、叔父さんの書いたノートには珠玉の言葉たちがちりばめられていました。
(自分のために、心に残った本文を抜粋・一部変更して残しておきます。)


潤一君がコペル君と呼ばれるようになったかの由来は、
地動説を唱えた、コペルニクスからです。

それまでは、みんな天動説を信じていた。
これは、キリスト教の教会の教えで、
地球が宇宙の中心だと信じていたせいもある。
しかし、もう一歩突きいって考えると、
人間というものが、いつまでも、自分を中心として、
ものを見たり考えたりするという性質をもっているためなんだ。
これの2つの考え方は、天文学ばかりのことではない。
世の中とか、人生とかを考える時にも、やっぱりついてまわることなのだ。

自分中心の考え方を抜けきっているという人は、
広い世の中にも、実にまれなのだ。
殊に、損得に関わることになると、
自分を離れて正しく判断してゆくということは、
非常に難しいことで、こういうことについてすら、
コペルニクス風の考えの出来る人は、非常に偉い人といっていい。

今日、君がしみじみと、
自分を広い広い世の中の一分子だと感じたということは
本当に大きなことだと、僕は思う。
それは、天動説から地動説に変わったようなものだから。