2016年4月14日木曜日

【読書】お金の格言

「お金の格言 / ワタナベ薫」
を読みました。

お金についていろいろ考えさせられました。
よく言われることばかりですが、
なかなかスパイシーな言葉たちで、
頭に訴えかけてきます。
分かっちゃいるが、なかなかできないんですよね。
いつものように自分のために残しておきます。




「お金がお金を忘れさせる」



<お金に関するある法則>

・出せば入る
・与えれば与えられ、与えなければ与えられない
・価値を提供すれば対価としてお金が入ってきて、
 価値を与えなければお金は入ってこない
・お金に対する感情と同じ波動のものが戻ってくる
・お金は思い込んだ通りの動きをする
と、文字にするとシンプルなものばかり。


お金を使わない、という節約だけに意識が向いて切り詰めていると、
どんどん悲壮感が出てくる。
と同時に、「私はお金がないので節約をしている」ということのインプットになり、
セルフイメージがさがる。


一流の人は使う頻度が多い物、
長時間使う物にお金をかけている。
車の移動が多い人は、車にお金をかける。
また睡眠時間は人生の3分の1とも言われているので、
ベッドにお金をかけている。
さらに、デスクワークの人などは、椅子にもお金をかけている。


「自分の年齢と同じ金額を自分のお財布に入れてみる」
このエクササイズには、何通りかの意味がある。
まずは、財布に多額のお金を入れてあなたが感じたことを知る、ということ。
さらに、別の意味は、セルフイメージの向上。
自分はこれだけのお金を財布に入れられる人間である、
というイメージだけでなく、実際の行動からインプットさせるという意味がある。
三つめの意味は、お金自身が「呼び金」となる、ということ。
もっと大切な意味がある。「お金が出ていく」という不安からの解放だ。


請求書が来たときは速やかに感謝の気持ちを乗せて送り出すようにしたい。
支払いをダラダラと送らせると、お金の循環を止めてしまうことになるからだ。
お金はただ循環しているだけのこと。
お金持ちであろうが、極貧であろうが、お金は廻っているだけ。
お金が目の前を通る量が多いか少ないかの違いだけ。
廻っているのに、お金を止めてしまう行為は、
自分のところにお金が入ってこなくなることにもなるのだ。


「お金で幸せにはなれません」というセリフは
お金持ちが言ってもいいセリフである。


ユダヤ人の教えの中で、

「お金は道具である。道具に支配されるものなどいない。
だから、道具はできるだけ多く持っていたほうがよい」
という言葉がある。
道具であるお金がたくさんあると、
やりたいと思っていることも躊躇なくできる。
行きたい、と思った場所にも行ける。


「自分にとって十分過ぎるだけの、お金が入ったら、何をしたいか?」


たくさんお金があったら他の人のために使うであろうお金を、
今すぐに少額でいいから寄付してみることだ。
そうすれば、あなたの心は満たされていく。

お金というものは、「私には価値がある」と思っている人に
流れ込むようになっている。

自分には価値がると思うこと、自尊心を持つことだ。


たとえば、「一杯千円の珈琲を飲むなんてもったいない」と思うことは、
「自分は、一杯千円の珈琲を飲むに値しない人間だ」と言っていることになるのだ。


妥協で手に入れる、というのは自分の価値を下げる行為だ。


自分を愛するとは「自分の好きなことをする」ということだ。


人間関係にも気をつけることだ。
「その人といるときの自分は好きかどうか」がバロメーターだ。


仏陀の言葉で
「おびただしい富あり、黄金あり、食物ある人が一人おいしいものを食べるなら、
これは破滅への門である」というものがある。


自分だけ楽しいということは、本当に楽しいわけではない。
美味しさも、楽しさも、満たされ感も、
他の人と共有したり分かち合ったりしたときこそ、
本当に幸せに感じるものだから。


「今」服装を変える必要性に気づいたのだ。
そのままでいけば、10年後も同じなのだ。
なりたい自分が明確であるならば、今から、そのような服装をする。
なりたい自分に今すぐなろう!型から入るのだ!


マインドを変えるよりも簡単なのは、
ファッションから変えること。
服装を変えればマインドは簡単に変わるのだ。


数年に一回くらいしか着用しない特別な服があると思う。
タンスの奥に、素晴らしいジュエリーが眠っているかもしれない。
それらを気軽に日常生活に登場させてみよう。
別に新しく買う必要などない。
もったいなくて使っていないものがあれば、
日常使いにして、日々の生活からセルフイメージを高めていこう。


新札は気持ちがいい。
その気持ちよさが原動となり
気持ちのいい事象を引き寄せてくれる。


汚部屋にはお金は寄り付かない。


探し物をしている時間そのものが、人生の無駄遣いになってしまう。
まずは、整理整頓をして目から入ってくる情報をシンプルにすること。
すると思考の整理もできていく。


ラグジュアリーな空間に身を置いてみる。
場数を踏めば、いずれそこは自分のスタンダードになるから。


少し「贅沢だな」と思えるようなところに、
意識して出入りし、身を置くこと。
その行動自体が、お金が回ってくる環境づくりの第一歩になる。
こうした空間は感性を磨くのにも格好の場所だ。
多くのことを学ぶことができる。
立ち振舞いもその場にふさわしいものとなり、
あなたの格を上げてくれる学びの場となってくれるはずだ。


収入を増やす方法は、
他の人の収入を増やすことを考え、そのために応援すること。


本当の豊かさとは、自らも豊かでありながら、
身近な人も豊かになり、その豊かさを共有できることにある。


他人を富ますことに興味がある人の収入には、頭打ちがない。


お金の法則は単純で、出すから入るのだ。
「お金はいかに使わないか」や「貯められるか」ではなくて、
いかに目の前を多く通っていくかがポイント。


その「お金が欲しい、欲しい、欲しい」と思いつづけることこそが、
自分には「お金がない」ということを刷り込んでいることになる。


お金が入ってくることを喜び、感謝すること。
お金を喜んで快く出してあげること。
貢献する気持ちで人に与えること。
そういうことの積み重ねで、本当にお金は入ってくるようになる。


「与えたものが、返ってくる」。ただそれだけなのだ。


あなたの与えた愛や親切や労力、お金などは、すべて天に積み立てられている。


買うときの基準もときめくか?ときめかないか?なのだ。
本当に欲しいという感情を無視して、
「こっちの方が安いから」「たくさん入っていてお得」などの理由のように、
必要のない物まで買い、安物買いの銭失いになる人も多い。
この部分を根本的に変えない限り、人生そのものも変わらない。


三輪明宏さんはこんなことをおっしゃっている。
「昔の人は『負の先払い』といって、
棟上げ式のときに、紅白のお餅をまいたり、近所の人にお酒を振る舞ったり、
五十銭玉、五円玉をまいたりして、負の先払いをした。
正と負のバランスなんですよ」


運がいい人と一緒にいると、運がよくなる。


意識して「運気の高い人」に近づくことができるだろう。
「家を買った」「昇進した」「妊娠した」など幸せそうな人、
いつも笑っている人やお金回りのいい人、やたらと願いが叶う人、
こうした方々からは、その運をあやかることができるのだ。


豊かになる最短最強のメソッドは
与えて、与えて、与えること
これに勝るものなし。
お金のない人ほど与えること。


何かいただいたときは、ありがたく感謝を述べるだけでいいんですよ。
そして自分ができるときに、他の人に同じようにしてあげればいいのです。
この言葉を聞いたときに、頭をハンマーで殴られたような気がした。
受けた親切を喜ぶ前に、どうお返ししたらいいのかばかりを考えていたのだから。


日本の習慣は、ペイ・バックだ。
しかし、ペイ・フォワードの精神でいれば、どんどん豊かになり、
その豊かさはもっともっと広がっていく。





「たとえ“貧乏”でも、
金持ちの一番後ろの列に並びなさい。」
(ユダヤの格言)

なんしか、カッコいい大人になろう。