2018年11月22日木曜日

【投資】素人と玄人を分けるもの【損切り】




見切り千両、損切り万両。


投資の世界では
買いよりも
売りのほうが難しい
と言われます。
中でも、特に難しいのが「損切り」です。


人は、
自分の非を認めたくない生き物なのです。


なぜ損切りできないか?
損して売ることは、
自分が間違えていたことを認めることになるからなのです。


人間はなぜか、
「今の損」を回避しようとしてしまうのです。


株式投資においては、どれにしてもリスクがつきものです。
特に「損失は早めに確定」させてしまうことが重要です。

確定した損は、それ以上大きくならないが、
含み損は今後も成長する可能性があるのです。

買う前に
「損切りラインを決めておき、それを確実に実行する」と
自分に言い聞かせていても、
実際に買った後に値下がりすると、
「きっと戻るはずだ」という根拠のない願望が
人間の心を支配するようになりがちです。

そう、おのれの敵は、おのれ自身です。


損失は相場をやる上で絶対避けられない
必要経費みたいなものです。
投資をやる限り、無敗はあり得ません。
そこにいち早く気付いた人が勝てるのです。


素人と玄人を分けるもの
それは「損切り」です。

損切りができない人は、
「取り返しのつかない損失額」を負うリスクが高まります。

損切りが早いほど、リベンジのチャンスは大きくなる。


とはいえ、なかなかできないんですよね、損切り。

そして、塩漬けにしちゃうんですよね(笑)
そうならないためにも、塩漬けになる前に損切りをして手仕舞う。

今、塩漬けになっているものも、元値に戻らなくとも
すこし上がって損がマシになった時に、素早く手仕舞う。
そして身動きの取れる現金に替えるのが得策ですね。
次、勝つもりなのでしたら、この損も勝って取り返すための
軍資金を手に入れると考えちゃいましょう。


損切りとは、ズバリ自分との闘いです。


・明確なルールを決めることが重要です。
→更に数値化をする必要があります。

例えば、購入金額の10%を割り込んだら損切りを実行する。
例えば、直近の、底値ライン(金額)を割り込んだら損切りを実行する。
(よくチャートで平行線を引くとかいうアレですね~
拮抗線を破ったらうんたらかんたら~のやつです)
など
自分のルールを決めることです。
これは、自分との約束です。明確なルール化です。

・知っていると、実行できるは違う。

損切りの重要性は、みんな知っているのです。
けれども、実際に実行できないのです。
その差が、素人と玄人の差です。

・自分の感情に負けている。

なかなか損切りを実行できない時にこそ思い出してほしいこと。
これは、自分のとの闘いなのだと。
損切りをしていなかったなら、
もっと失っていたかもしれないのだ、
とモチベーションを保つように
自分に言い聞かせなければならないのです。


とは言え、本当に損切りは難しい。


自分では「損切り」できないから

いっそのこと、誰かにやってもらいたい・・・。



そういったときに有効な方法のひとつが
「逆指値注文」
です。


・エントリー5分以内に「逆指値」設定をする。

注文時に「逆指値」を使えば、
いわば買ったと同時に損切りが可能となります。
機械的に、感情を入れずに損切りが可能なのです。


・損切りは、何度も繰り返し慣れる必要がある。
損切りをする時に自分の感情との折り合いをつけるのが
本当にむずかしいもの。
何回も実行して慣れるしかありません。




こうして投資は、損切りを繰り返し
うまくなるしかありません。


と自分自身にも言い聞かせてます(笑)




今年、2018年末に、
2014年にNISA(一般NISA)口座で購入した株式・投資信託等の
5年間の非課税期間が満了となります。
2014年に始まったNISAですので今年がはじめてですね。

ロールオーバーするかどうか的な話もありますが、
5年経って、まだ持ってるなら、
長期保有(ガチホ)が目的じゃないなら
損切りのいい機会かもですね。

だって売り時を逃し、逃しつづけての今ですからね。
あのとき売っていればっていう場面は2度3度はあったはず(笑)
ということは、売りがいかに難しいかってことを実感としてわかっているはず(笑)

12月20日過ぎから相場が強くなるアノマリーもありますので、
12月の上昇相場が良い機会かもしれません。

そのあたりで、2014年NISA枠も「利確」&「損切り」なんていかがでしょう?


日経平均もデッドクロスを付けたとかそんな話も聞きますので・・・

2018年12月末で、一旦手仕舞う。
一つの戦略ですね。



と自分自身にも言い聞かせてます(笑)




ロールオーバーの手続きが面倒くさいし、
持ってる株で損が出ているので、
課税口座移動って判断は単純過ぎます。

それは2014年時点の本当の取得価額が適用されず、
2018年末時点の時価を新たな取得価額とみなすという決まりがあるからです。
実際は取得価格の損失が解消しただけなのに、
2018年の時価から増えれば利益とも見なされ課税されるからです。


リアルに「損切り」も一つの手なのです。


5年の非課税期間満了前に売却する場合は、
受渡日に注意しましょう。
非課税期間満了前に売却をお申込しても、
受渡日が翌年になる場合は、非課税の対象にはなりません。
ロールオーバーを申し込んでいれば、
受渡が翌年となるタイミングで売却しても非課税扱いとなりますが、
ロールオーバーにより翌年の非課税枠が費消されますので、注意が必要です。

2018年 年内最終取引日(受渡日ベース)
国内株式等 は、2018年12月25日  です!








「帰ろう、帰ればまた来られるから。」
(木村 昌福)
<キスカ島撤退作戦を指揮した軍人>


なんしか、カッコいい大人になろう。

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