2020年10月1日木曜日

【鷹取の手】人生の大事な場面の直前にはコレ!【古武術】

大切な交渉だったり
面談だったり
クレーム対応だったり
大勢を前にした演説だったり

あなたの人生の大事な場面。
あなたの本番を迎えるその時。

めちゃくちゃ緊張する場面
その場面にあなたはどうしますか?

深呼吸をしますか?
手の平に「人」の字を書きますか?

私は、「鷹取の手」をします。

実際には、
「鷹取の手もどき」
なのかもしれません。

やり方は、
両手の薬指同士をひっかけ、拳を握る。
そして、



胸の高さで左右に思いっきり引っ張る。
あとは、呼吸を整えたらOK。

ひょっとすると印を組んでいるのかもしれません。


これをすることで、
横隔膜を下げることができるため
緊張や恐怖の感情を押さえ込めるというのです。

実際、古武術で使われていたそうで、
武士が決闘や、切腹の際にも
この鷹取の手を組んでいたのだとか。


確かに、この鷹取の手を組むと
不思議となんだか、落ち着いてくるのです。


緊張すると横隔膜が上がってきてしまうので
意図的に横隔膜を下げるための動きをする。
それが、鷹取の手ということです。
横隔膜が下がれば、緊張は和らぐ。
何とも、合理的ですね。


先日、私が気づいた指の動き一つで、
意識的に腹式呼吸ができるのではないかということに
近いものがあると思いました。(詳しくは下記の記事をご覧ください)


【TED】「一瞬で惹きつける声を出す方法」を見てつながった!【すごい】



とにかく、こういう手の動きに関して
「薬指」は重要だと感じます。
そして、丹田に力を入れる、
腹式呼吸をするといったことにつながってきます。



身体の不思議というか、
東洋の神秘というか、
先人たちの知恵の結晶というか、
なにか、すごい真理に
近づいているのかもしれません。



「体と心はつながっています。
恥ずかしいときに顔が赤くなるなど、
心の状態が体に出るなら、その逆もある。
体を使うことによって、
心をある状態にもっていくこともできるのです。
最近の教育では、
体が精神状態に影響することを無視しすぎです」
(甲野 善紀)







なんしか、カッコいい大人になろう。


ちなみに、
自信を持ちたければ
「旋段の手」ですよ!