2022年6月9日木曜日

怖いからといって、目をそらすから噛みつかれるのだ。

睨(にら)みを利かせる
他の者に勝手なことをさせないように押さえつける。


動物に襲われそうになった時、
目をそらせてはいけない。
目をそらせば追いかけられると教わりました。

何もこれは動物に対してだけのことでは
ないはずです。

厄介ごとや、悩みに対しても
同じことが言えると思います。




実際、歌舞伎のにらみも
「ご見物の皆様の厄を落とす」
と言われています。

節分の豆まきも
「豆」をまいて鬼の目をつぶす。
「魔」の「目」をつぶす。
「魔」を「滅」する。

旧暦の大晦日に、
鬼の目をつぶし、
新しい年を
魔の目(にらみ)からの解放を
願ったのです。


見つめ続ける、にらみを利かす。
そうすることで、
相手を威圧する。
封じ込めることができるのです。

見つめ続けている限り、にらみを利かせつづけている限り
距離を取りながらも
その問題と向き合うことができているのです。

つまり、逃げ出さないという
意思表示なのです。

しかし、
怖いからといって目をそらせば
一気に問題の方から襲ってきます。

目をそらすという気持ちになっている時点で
すでに負けなのです。

それが本能なのです。
人間も所詮、動物なのです。

目をそらさない限りは
怖くとも、
追いかけられる、
噛みつかれることはないのです。

決して、問題から目をそらすんじゃねえぞ!

なんしか、カッコいい大人になろう。

noteやってます。興味のある方は是非どうぞ。