2022年11月10日木曜日

個人投資家のcisさんの手法が最近ようやく理解できるようになったかもしれない。

 個人投資家のcisさんと言えば

「長方形トレード(長方形買い)」ですよね。
ピラミッティング(増し玉)の手法の一つです。
順ピラミッドと逆ピラミッドの中間の、同株数増しですね。
そのためリスクも順ピラミッドと逆ピラミッドの中間です。

長方形トレードの方法が分かったからと言って
実際に、これをやるのは難しいと思います。
勝っている中、買い増すという結構な精神的なキツさがあります。
簡単には、出来ないと思います。

ピラミッティングは
別名「逆ナンピン」と呼ばれる手法です。
ナンピン買いは、多くの負け組投資家が実践する手法であり、
それに比べて、逆ナンピン(ピラミッティング)は
凄腕の投資家が実践する投資方法です。

なぜにcisさんは、勝っている(上昇)時に、買い増しを敢えて行うのか?

ここあたりが、長年私は理解ができませんでしたが、

最近ようやくわかってきたかもしれません。


私の場合、持っている株が上昇した場合

そこから、上がり具合を見て
約2倍になったところで、半分を売り利確させる。
(2倍で半分売るので、これで損はない)
あとは、トレール注文で逆指値を設定して、
上昇すれば、
上昇するたびに逆指値の金額を上げていってついて行く。

理想は、天井で売る。

とはいえ現実は、
上昇途中の7合目くらいの押し目で
売れてしまったりするんですが…。


それはさておき、
天井(だと思った所)から、
下がるところはどこか?
放物線の頂上はどこか?
私はこの時点で「売ること」だけを考えています。

しかし、ここでcisさんは、
更に「買うこと」を考えているんですね。これはスゴイことです。本当に。

cisさんは

上がり続ける株は上がり、
下がり続ける株は下がる。

と言っています。

上がり続ける株を素早く
1/3くらいの資本投下で探りを入れ。
ダメであれば、素早く損切りし見切る。

見込みがありそうであれば、
更に1/3の資本投下をし買い増し、
上昇し続ける株かどうか探る。

実際、
株価が上昇し、平均購入単価との差額(乖離)があればあるほど
うれしいものですが、
ここでも、cisさんは、現行価格で買い増し、平均単価を上げるのです。
しかし、結局は平均単価を上げるのですが
今までの現行単価と乖離した安値が功を奏し
現行単価には届かないところで平均単価が成り立ち
現行より安いところで持ち株を増やすことができるのです。

少量で含み益(大)[私] < 大量で含み益(小)[cis]

という図式なのだと思います。

でも、これは怖いですね。
下がるかもしれないと思うとなかなかできるものではないですね。

「グロース株」や「国策株」をこれにあてなければならないですね。
「仕手株」でこれをすると大けがしますね。

築き上げた含み益が消えてしまっても、
株価が下がったら損切りをして撤退する勇気と、
株価が順調に上がるのであれば、
恐れることなく買い増しを続ける勇気がないと
実行はなかなかできません。

自分の負けを認め、すばやく損切りって難しいんですよね。

株でいちばん大切なのは迅速な損切り。

とも、cisさんは言っています。

※あくまで個人的な見解です。そして、取引は自己責任で。


なんしか、カッコいい大人になろう。

noteやってます。興味のある方は是非どうぞ。
 
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