2013年12月26日木曜日

【読書】看板のない居酒屋

「看板のない居酒屋/岡村 佳明」
を読みました。

この本もかなりおもしろかったです。
いつもの通り、自分のために残しておきます。(本文と違う所もあるかも。)

「あんたが好かれる人間になったら、周りの人は寄ってきてくれるんだよ」

「宣伝なんてしなくても、看板なんてなくても、
安売りなんてしなくても、ちょっとくらいまずくても、
あんたが好かれる人間になれば周りの人は寄ってきてくれるんだよ」

ご先祖様はたった二十代さかのぼるだけで、
104万8576人にもなる。
その中のたった一人でも早死にしたり、
人生を全うできていなかったら、
今の自分は存在しない。
104万人以上のご先祖様が、
命を大切に繋いで繋いで、
その結果、私がいる。
だからこそ、私はこうして生きている。

「人気」のある店ではなく、
「人望」のある店を目指しましょう。
「人間力」は「人望」につながります。
「人望」は、一瞬ではなく一生です。
人望のあるお店になるには「人間力」が絶対に必要なのです。
だから、「ウラの努力」が欠かせないのです。

「くつを揃えなさい。くつを揃えるといい人生になるよ」
はきものを揃えるという小さな「ウラの努力」が、
人生に大きな変化をもたらす。

「成功する人はね、素直で負けず嫌いなんだよ」
「素直」は力なのです。

たとえば、
AKB48のメンバーが「今日はヤル気がないから、テキトーに踊ろう」とか、
ダルビッシュ選手が「今日はコーチに叱られたからヤル気になれない」とか
思ったり口に出していたら、
どうですか?
「スゴイ」とか「カッコいい」とか
「ファンになろう」などと思えますか?
人に夢を与えられると思いますか?
目の前にお客さんやファン、
応援してくれる人がひとりでもいてくれるときは、
プロに徹する。

人生すべてのことは
「自分が投げかけた通りに返ってくる」のです。
相手から何かを与えられると
お返ししたくなるという「返報性の法則」があるのだそうです。
お客さんに好かれたければ、
まず自分からお客さんを好きになることです。

私たちは、
一日に遭遇する二百人から三百人の人たちから、
みんな何らかの影響を受けたり、
与えたりしながら生きている。
・意識して「いい影響」を与えながら生きる
・何も考えずに「悪い影響」を与えながら生きる
人生が変わってくるとは思いませんか?
「人に投げかけたものは自分に返ってくる」のです。

カッコよさには「矢沢理論」
私は矢沢永吉さんが大好きなんですね。
「永吉」とか「えーちゃん」という名前がカッコいいと感じるのは、
矢沢永吉さんがカッコいいからではないでしょうか?

他人を喜ばせたいと真剣に思えるかどうか
これはひとつの能力であり、
この能力を「他喜力」と言う。

女性は大好きな彼氏のためなら、
徹夜でおいしいお弁当を作れますよね。
男性は大好きな彼女のためなら、
徹夜で綿密なデートの計画を立てたりします。

読書にしても、「自分のため」だけに本を読むよりも、
大切な人に伝えるために
本を読んだり、調べているときのほうが、
理解力や記憶力も格段にアップするのです。
「してあげよう」と思って生きていると
勇気と元気が無尽蔵に出てくるのです。

私はいつもスタッフにこう言っています。
「お店に出たら、舞台俳優だと思おう!」
人は働いている姿が一番カッコいいものです。
そして、その姿を見られていると感じると成長するものです。
さらに「魅せてる意識」を持てば、
その姿はもっとカッコよくなります。

自分のことを叱ってくれる上司や先輩、お客さんがいたら
こう思うことです。
「イヤな思いをしてまでも、自分を叱ってくれて、本当にありがとうございます」
この言葉が素直に言えたとき、人は成長するのだと思います。


ロータリーエンジンを開発したマツダの山本健一さんが、
あるテレビ番組でこう話していました
「部下がついてくるかどうかは、リーダーが苦しんだ量に比例する」
この言葉を聞いたときに、
私は涙があふれました。

「そうか、たくさん悩んでいいんだ」と、
心が救われた思いでした。
そして、得た答が「リーダーとは支援者だ」
つまり、スタッフを応援している立場。
舵取りは本人に任せて、
後ろからそれぞれの目指す方向へ進むのを
手伝って応援している感じです。
「引っ張り上げなければ・・・」と思っていたときに比べて
楽になりました。

「いかに来てもらうか」より「いかに帰ってもらうか」
「また来たいと思ってもらえたのか。喜んで帰ってくれたのか。
もう来ないと思われたのか。どんな気持ちで帰ろうくれたか。
それが大事なんだよ」
いかに来てもらうかは考えなくていい。
お客さんに喜んで帰ってもらうことだけを考えたらいい。

Eat to live,but do not live to eat.
(生きるために食べよ、食べるために生きるな)
私はこの言葉が大好きなんです。
この言葉を知って自分の仕事について
深く考えさせられました。

小田真嘉さんは、
働く人には三種類の人がいると述べています。
・ご飯を食べるだためけに仕事をしている「ライスワーク」の人
・好きなことを仕事にしている「ライクワーク」の人
・自分の使命と思って仕事をしている「ライフワーク」の人
心配はいりません。
最初は誰でも「ライスワーク」なのです。
目の前の仕事に一生懸命に取り組むことによって、
「ライスワーク」が「ライフワーク」に変わってくるのです。

西田文郎先生から
教えていただいた、いい話があります。

「来年を今年よりももっといい年にしたかったら、
初日の出に願いごとをするよりも、
もっとよい方法があるよ。
12月31日の大晦日に、日が暮れたら、
15分でも30分でもいいから、
静かなところで目を閉じて心を落ち着かせ、
子どもの頃から今までにお世話になった人で
すでに亡くなった方々を、
一人ひとりまぶたの裏に浮かべて
『ありがとうございました』って感謝の言葉を述べてごらん、
来年がもっといい年になるよ」

この習慣のもたらす力は、
本当にものすごいものがあります。


という内容でした~。



「人生の成功者になるには、ただ一点、感謝です。」
(斎藤 ひとり)

なんしか、カッコいい大人になろう。

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