2014年1月16日木曜日

【読書】強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる

「強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる /
本田 直之,ちきりん,小池 龍之介,平田 オリザ,竹中 平蔵,原田 泳幸,村上 憲郎」
を読みました。

元気がちょっとでない時に藁にもすがる思いで読みました。
とても、良かったです。元気が出ました。
(いつものように自分のために残しておきます。)


ビジネスをやるうえで受けたくない制約や、やりたくないことを書いています。
そうすることによって、自分がやるべき方向がとても明確になってくる。

「どうしたら自分らしい生き方ができるか」と常に考えていたのです。
どんな環境の中でも、制約を受けないためには、どうすればいいのかを
考え続けることが、とても大切です。

何を大事にして何を捨てるのかを決められないまま
何でも得ようとすると、何も得られないことになってしまう。
何が自分にとっていらないことなのか、決める勇気が必要なのです。

子供は自分のモチベーションが高くて、
それをやっているわけではありません。
時間割があるからできるのです。

自分の時間をどう生きるのか、
それを決めるのは自分自身でありたいものです。


自分のアタマで考えるためのふたつの方法


①「なぜ(WHY)?」と
「だからなんなの(SO WHAT)?」を問い続ける

②「考える時間」を物理的に確保すること

考える時間を増やすためにキッチンタイマーを使え
ブザーが鳴るまでの30分間、いっさい本を読んだり情報を集めたりせず、
ひたすらに考えろ。


感情をコントロールする方法

1.自己否定せずに受け止める

2.冷静に、客観的に自分を見つめる

「自分はこう思っている。こういう欲望がある」という声に、
お母さんが赤ん坊をあやすように穏やかに耳を傾けましょう。
「やることがたくさんあって忙しくて嫌な気持ちになった」として前向きに考えなくては!と
無理矢理ポジティブに思うのではなく
「ああ、もう嫌だと思っている。ああ、もう嫌だと思っている」と繰り返し唱えるのも、
とても効果的です。
唱えること自体が、自分の状態へと耳を傾け、
自分と向き合っていることになるのです。

「怠けたい」とか「人に負けたくない」といった、
自分が本当に抱えている感情に気づくことを、
心をコントロールするためのきっかけとして大切にしてください。

「1.執着しない、2.受け入れる、3.目の前のことに集中する」
と穏やかな心へと近づきます。

あの人を「不快」に感じるのは、
その中に「あなた自身」を見ているから。
他人を不快に感じたら、自分をよく知るいいチャンスです。

「怒り」が沸き起こってきたら
「ああ、起こっているなあ、自分」と思いつつ
ありのままを感じ取るようにしましょう。

「うーん、私起こっている…不快なんだなあ。イライラしてしまっているなあ」と
ひたすら自分のありのままを観察しましょう。
どうしても怒りがぶつけたくなったら3秒数えてみましょう。
怒りに対して「抑圧する」「こちらも怒る」という選択肢がありますがどちらもよくありません

どんなことにも丁寧に丁寧に取り組むと、
感情が安定するようになります。
「歯磨きをする」「皿洗いをする」といった日常生活から
「上司の話を聞く」「部下に指導する」といったことに
心をこめて集中してみてください。
これが習慣になると、
「やるべきこと」を「やるべきときに」きちんと達成するクセがつき、
自分に自信がついてきます。

いいコミュニケーションとは、まず相手の言葉の文脈を読み取って、
それを受けとめているよと伝えることです。

患者さんに人気が高い、コミュニケーション能力が高い看護師さんは、
患者さんが「胸が痛いんです」と言うと
「胸が痛いんですね」とまずは「おうむ返し」で答えるそうです。
「おうむ返し」とは、相手の言葉を受けとめてますよ、というシグナルになります。

もし、あなたがもっと成長したいのでしたら、
もっともっと基本を徹底して行ってください。
基本に忠実であろうとすると、必ず問題が見つかります。
それがチャンスを生み出します。

弱さを補強するよりも、強みを強化しましょう。

「脳に汗して、期待以上の提案をする」
ビジネスは、相手を感動させたい、びっくりさせたいという情熱が基本です。

世界中から求められる人材になるには

英語は不可欠な必要条件です。
「それでも英語は絶対に無理!」という人は、
英語ができないなりに
グローバル社会でどう生きるか賢い作戦を立てておくことを
強く強くおすすめします。

英語上達の基本はやはり勉強です。

英語の次に大切なのが経済学の勉強です。

多くを勉強する必要はなく、週末にこの2冊の名著を読むので十分です。
マンキュー経済学<1>ミクロ編


マンキュー経済学<2>マクロ編


この2冊の本を、ぜひ手に取ってみてください。

「変わりたい!」と思ったときがチャンス
今、「変わりたい!」と思ったら、
この瞬間に勉強は始めたほうがいいのです。

また最低限、現地の宗教や歴史を勉強をしておくことは、非常に重要です。
アメリカ人を相手にする場合は、キリスト教に加えて西洋哲学、
アメリカ史も読んでおくと非常に役立ちます。

もちろん深く理解することは難しいでしょう。
価値観が「違うのだ」と理解するのが、まず第一歩です。
バックグラウンドを理解することは、国際社会で戦うために必要不可欠なことです。

自分で考えて、自分で答えを見つけるという責任感が人を成長させてくれます。

どんどん提案して、どんどん失敗をする。
(完璧な状態で世の中に発表しなくても良い)








「未来というのは結局この一瞬一瞬の積み重ねなんだ。
この今の延長に未来がある。
遠い未来もこの瞬間の積み重ねなんだよな。
だから、今、この瞬間から別の行動を起こせば、未来は変わっていく。
この瞬間から違うことすれば、未来なんて変わるんだ、そう思う。」
(北野 武)


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