2014年5月29日木曜日

【読書】極めろ上司道1 グレイトな上司

「極めろ上司道1 グレイトな上司 / リチャード・テンプラー」
を読みました。

ごくごく、普通のことを言っているのですが、
本当にできているのかなって自分自身に問いかけるような
良書でした。
グレイトな上司になろうって思えました。
しかも、30分もかからず読めます。
(自分のために本文の一部を変更して残しておきます。)



自己管理ぐらい部下に任せておけばいい。
専念しなければならないのは、マネジメント本来の仕事、
つまり目的を実現するための戦略を練ることだ。

世話を焼いたり、味方になって支えてやったりもしよう。
だが、部下を管理するのはやめておこう。
自分の面倒は自分で見てもらうことにして、
リーダー本来の役目に専念しようではないか。



どうしたら部下が情熱的に仕事をするようになるのか?
どうすればやる気を引き出せるのか?
その最良の方法は、
自分の仕事が社会とどうつながっているのかを理解させることだ。

忘れてはいけないこと。
部下に任せる前に、必ず自分でやってみること。

ルール違反者を大目にみるな
判断基準を明確にし、ここから先はだめだと、きっぱり言えるのがいい。
あとは「これはルール違反じゃないのか?」と問いかけるだけで十分。

不適切な振る舞いには
断固たる態度をとってこそ、グレイトな上司だ。

基準に達しないメンバーは、いつでも刈り取る覚悟をしておこう。
変えてもダメなら、素早く、優しく、クビにするのだ。
そうすれば、他のメンバーのあなたを見る目も違ってくる。
決断力があり、冷静な判断ができ、統率力がある人物と認めてくれる。

仕事ぶりが気に入っていると
知らせてやらなければ、部下はやる気を失う。

「さぁ元気出せよ、君ならできるさ。大丈夫だ。」褒めるだけなら
費用は不要だが、効果は絶大だ。

助け合いの精神を積極的に奨励し、実践する者があれば賞賛する、
それでこそ優れたチームというものだ。

チームがしくじれば、全部あなたの責任。
チームが成果を上げれば、全部チームの功績。
気の毒な話だが、罪をかぶってこそグレイトな上司なのだ。
「彼らが」ではなく必ず、「私が」で始まるセリフにする。

部下を祝う口実を毎日探せ

部下の喧嘩を許すな
大変なことにならないうちにやめさせること。
ここでは、レフリーの役割が求められる。
どちらかの味方をするのは許されない。
すばやく毅然と行動し、
喧嘩は断じて許さないという姿勢をはっきり示す。

部下の感想や意見を聞き、
創造力を借りようではないか。

自分は特別で重要な存在だとおもわせるには、
こう言えばすむ。
「君、これについて知ってるよね。どう思う?」

ささいなことまで
最終決定を下すな
あなたが決める必要がある大事な問題と、
どうでもいいような問題を区別して考えよう。


新人には、何を期待しているか最初に知らせろ

会社の愚劣なシステムを弁護するな
愚劣だとわかっているものは弁護しないこと。
特に自分の部課のスタッフには。

懸命に働け
・整理整頓をする
・熱心に働く
・徹底して効率を上げる
・集中する
残念ながら、他の選択肢はない。

実際に今何をしているかに気づけ
計画を立てなければ地図がないのと同じ。
地図がなければ宝物など見つかるはずがない。


止まるな 前進せよ
追われる前に前進せよ

どんなに部下と親しくしていても、
いざというときは立場の違いを分からせるのが
優れたマネジメントの秘訣だ。
上司の本分をまっとうするためにも、
時々ドアを閉めることだ。

ストレスの症状がいくつか出てきたら、
少しの間仕事の手を休めてチェックしよう。
・なぜストレスを感じているか
・何が原因か
・どう対処するのか
・予防するにはどうすればいいか

健康を損なってまでする価値のある仕事はない。

上司たる者、つまらないことに
心をとらわれているようでは困る。
仕事には、つまらないことが付き物だ。
昇進するにつれてその傾向は強くなる。

信念を持て
それを貫け
信念さえあれば
「だが俺は信念を持ってやったんだ」と言うことができる。
グレイトな上司なら、
越えてはいけない一線を自分で引き、その位置を自覚しておくものだ。

革新者であれ
真のグレイトな上司は、
優れた管理者であると同時に、優れたリーダーでもある。
部下を管理すると同時に、
奮い立たせ、励まし、熱狂させるものなのだ。

仕事の本来の目的を忘れるな

いなければ困る人などいないと覚えておけ

上司の悪口を
絶対に言うな

悪口しか言えないときは口を開くな

チームの悪口を絶対に言うな

チームが役に立たないというなら、
それは上司であるあなたのせいだ。

常に上を目指せ
キャリアアップした後のために予行演習しておこう。
今ミドルマネージャーであれば、
すでにシニアマネージャーであるかのように行動し話すのだ。

引き下がるな
自分の立場を守れ
自分が絶対正しいと確信を持っていると、
戦うしかない時もある。
情熱を持って仕事をしている上司なら、
自分の信念を貫くのはそんなに難しくない。
挑戦的になれと言っているのではない。
毅然とした態度をとれば十分。

議論をふっかける必要もない。
カドが立たない言い方をすれば十分だ。
「もしマスコミや監査役に知られたらどうしましょう?」と言えばそれでいい。

他の上司をけなすな
他人の悪口を言うのは
自分の欠点を浮き彫りにするようなものだ。

好かれなくてもいい
尊敬される上司を目指せ
部下には距離を置いて接するのが一番だ。
部下に好かれようと思わずに、神秘的な雰囲気をつくり、
威厳とともに親しみを示さなければならない。
あくまで公平な態度を貫くことだ。
身体的な意味でも距離を保っておこう。
背中をたたく、腕相撲、サッカーなどもってのほかだ。
どんなときも威厳を保つことだ。
あなたの流儀を貫き、信頼を裏切らず、
健全さと威厳を失わないことだ。

上司たるもの、チームの部下に対しては責任がある。
部下に危害が及ばないように、
安全面と健康面の配慮を怠ってはならない。

与えれば与えるほど得るものは多くなり、善行を施せば夜は安眠できる。
こういう信念を持って生活し、マネジメントをすることだ。

正直に本当のことを話せ
人間の命を預かる立場でもある。
上司がヘマをすれば部下がケガをする。

部下の一日は、仕事だけで終わるわけではない。
家に帰れば普通の暮らしが待っている。
もしも、気にさわることをしたり、罵ったり、嘘をついたりすれば、
いやな気分を家まで引きずり、家族、友人にまで影響が及ぶことになる。
いつも部下には、本当のことを話さなければならない。
褒めようがなければ、黙っておくに限る。嘘はいけない。

上司にも、嘘をつかないことだ。
嘘をつかず、率直に真実を語るのが部下としての当然の義務だ。
思うような成果をあげられそうになくても、ごまかさずに打ち明けるのだ。
上司を失望させるかも知れないが、正直に知らせてくれたことには感謝されるだろう。



「部下が気持ちよく仕事をできるように
動くのが、上司の仕事だ。」
(上司に言われて嬉しかった言葉)

なんしか、カッコいい大人になろう。





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