を読みました。
今まで自分のやりたいことを見つけいる系の本は何冊も読みましたが
この本は、結構よいと思います。
ぼんやりとですが、やりたいこと発見に近づいたと思います。
特に巻末の質問集には必ず答えるようにしてください。
なかなか、新たな発見があります。
買って、質問に答えないなんてことが無いようにしましょうね。
いつものように自分のために残しておきます。
実は100%全員が持っているのに
気づいていない「得意なこと」(才能)
「得意なこと」とは
「自然と人よりもうまくできて、やっていて苦なく心地よいこと」のことです。
「得意なこと」とよく混同されるのが「スキル・知識」です。
この2つは似ているようでまったく違います。
「やりたいこと」とは
「『好きなこと』を『得意なやり方でやる』こと」
子どもに対して「なりたいものは何？」と聞く親がいますが、
その質問はおすすめしません。
子どもに聞くべき正しい質問は
「今何やっているのが楽しい？」です。
あくまで「好きなこと」は、手段でしかなく、
固執してはいけないものだということをわかっておきましょう。
「好きなこと」の前に
「得意なこと」を見つける。
あなたの心がグッとくる価値観を最大5つまで言語化してください。
そして、自分の価値観のランキングを作りましょう。
この価値観のランキングが、
あなたの一生の人生の指針になります。
普通の筆記が頭で書くものだとすると、
ジャーナリングは体で書く行為です。
ジャーナリングは、自分の気持ちと向かい合うために、
とても有効なことが研究で証明されています。
あなたが尊敬している人は、
あなたの価値観を反映している人です。
価値観の根本は、
幼い頃の経験で作られています。
自分の価値観と結びついている経験は、
強烈な感情を伴っているので、記憶に残っています。
社会を見渡して、不満に感じることは何でしょうか？
理想と現実の差を埋めるのが
あなたの「やりたいこと」なのです。
あなたが子どもや他人に伝えたいと思っていることは、
「仕事の目的」に繋がります。
研究から
「利益志向型の目標は達成しても幸せになることができず、
実際には不幸になってしまう」ことがわかっています。
どうすれば、仕事の目的を定めることができるのでしょうか？
そのためには、
これまでに人に価値を提供しようとした経験を振り返ることが有効です。
具体的には、10個の経験を思い出してみてください。
仕事の目的が決まれば、
たくさんのやりたいことの中から
自分の「本当にやりたいこと」を
見つけ出すことができます。
「クセ」のようなものが「得意なこと」です。
「得意なこと」は、
自分にとっては「無意識」であることがポイントです。
短所をなくそうとする努力は苦しく、
その先には「自分は努力しても変われない」という自己否定しかありません。
大事なのは、誰かの長所の使い方を真似ることではなく、
自分だけが使える勝ちパターンを手に入れることです。
あなたはまだ自分の短所を埋めて、
無個性になる道を選びますか？
それとも、今日から自分の長所を尖らせて、
代わりのいない存在になる道を選びますか？
「得意なこと」と「苦手なこと」の見分け方は、シンプルです。
やると充実感が得られるのが「得意なこと」で、
やると疲労感が募るのが「苦手なこと」です。
「何でこんなこともできないの？」と感じたときに、
自分がいつも当たり前にやっている「得意なこと」に気づくチャンスです。
「明日仕事を辞めたとしたら、
もっとやりたいと感じる部分はどこでしょうか？」
そこがあなたの「得意なこと」であり、
やっていて充実感を感じる部分です。
短い勝負では「努力」も有効な戦略だと思いますが、
長期的な勝負において「努力」は「夢中」に勝てません。
「役に立つかどうか」という基準が強すぎると、
好きなことは見つかりません。
自分の本棚を眺めてみてください。
その中に、眺めるだけでワクワクするような本はありますか？
あなたが今「やりたいこと」がわからず迷走しているとしたら、
それは自分と向き合うのをずっと先延ばしにしてきたからです。
仕事とは「ありがとう」の交換です。
「やりたいこと」で上手くお金を稼げない人は、
自分が「やりたいこと」をやるのに必死で、
人にどうやって「ありがとう」と言ってもらいたいかを
考えられていません。
あなたが「やりたいこと」を通じて関わった人に
価値を与えられた時に仕事としても上手く行き、
生きがいにもつながる「本当にやりたいこと」になるのです。
いくら稼げていても、
自分に嘘をついて心がモヤモヤしていたら失敗です。
自分らしく生きられれば、
その時点で成功です。
結果を出すのに時間はかかりますが、
自分に嘘をつかずに生きると決意することは今この瞬間にできます。
「仕事とは『ありがとう』の交換です。」
（八木 仁平）
なんしか、カッコいい大人になろう。
noteやってます。興味のある方は是非どうぞ。
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