「あなた何様？ ／ ナリ」
を読みました。
この本は、かなり衝撃的な本ですね。
アドラー心理学を読んだ時以来の衝撃でしたね。
母親との関係が、様々な問題の大本であるなんて考えもしなかったので
衝撃を受けましたし、そこそこ思い当たる節もあり
この本を読んだことで今後の私の人生は色々と変わってくると思います。
（気になった部分を自分のために残しておきます）
人はゆるせない人に似ていく。
それが人の心のしくみだからです。
怒りの原因って、全部これ
お母さんを否定している限り、自分を否定します。
そして、すべての人を否定し続けることになります。
お母さんとは、自分の世界そのものです。
心配とは「居場所づくり」なのです。
心配するという役割を演じて自分の居場所を確保したいのです。
心配って、いつも自分のためなのです。
あなたはお母さんから愛されたいから、
お母さんの理想の子どもになろうと、
必死で頑張ってしまったのです。
お母さんから欲しかったものを、
お母さん以外からもらおうとしているのです。
それをナリ心理学では
「地獄のデスロード」と呼びます。
ただ、無条件に愛して欲しかっただけなんです。
お母さんに「そのままの自分でいいよ」って認めてもらいたかっただけ。
「母親と向き合う」ってのは
「母親と仲良くなりましょう」って意味じゃないです。
「母親を理解しましょう」って意味です。
壁にぶつかって、新しい自分になりたいと思いながらも、
一歩が踏み出せないのは、
子どものころのお母さんの呪いを今も受け続けているから。
すべては、お母さんからの呪い。
言い換えれば
「いまだに目の前の現実の責任をお母さんに押しつけたまま」
生きているということです。
なぜお母さんが、あなたに呪いをかけたのか。
それは、愛してるからです。
大人になってはじめてわかること。
お母さんって未熟だったんだ。
あのころ怖かったお母さんは、今はもうただのおばあさん。
それが現実です。
加害者というのは、いつも元被害者です。
人は不安なときに他の人に矛先を向けます。そして傷つけます。
お母さんに不幸な私を見せつけるという復讐。
自分をダメ人間にするのは母親に復讐するためなんですよ！
あ、復讐してるつもりがないのは重々承知です。
僕もまったくしてるつもりがなかったから。
だけど、それでもしてたのですよね、残念ながら。
人が変わるには「理解」か「体感」が必要。
体感してからじゃ遅いでしょ！
「理解」でも十分学べるんです。
「やめたいのになめられない」
そこにある思い、それは、やめられない自分を責めたいの。ということ。
自分を責めておけば「やらずに済む」からです。
「やりたいのに、やれない」はね、やりたくないだけなの。
今、やりたいことが見つからないのは、やりたくないことをしているから。
「今」から逃げたい。ということ。
僕の場合は、「人生は楽しまなくてはならない」と思い込んでいました。
でも、「別に楽しまなくてもいいか」「それって強制じゃないわ」と
気づいたら、反対に、本当に毎日が楽しくなっていきました。
「今はもう必要のない思い込み」は、
その出来事が起こった当時
「自分を守るために」身につけたものだということです。
だから、それに気づいたら、まずは感謝しましょう。
「その思い込みは過去必要なものだった。
あのとき、必死に自分を守ってくれてありがとう」と、
自分を最大限にねぎらうこと。
そして、「今はもういらない」と言って捨てること。
つまり、「ありがと、ポイ」をすること。
どちらにしても、あなたはダイヤモンド。
それだけは忘れないで。
あなたが我慢しているとするならば、
行き着く先はただひとつ、
「私がこれだけしてあげたのに」と、
勝手にブチ切れて周囲を驚かせる。
人がすねている理由、
すねている人の心に巣食っているもの、
それは「孤独」なのです。
人は孤独では死にませんが、
孤独だと死にたくなる生き物。
そして、人に孤独をもっとも感じさせるものが
「無視」をされることです。
失敗なんかで、
人間の価値が下がるはずがないじゃないか。
本当に恐れていた何かが「起こる」ことだってあるかもしれない。
その先にある未来は何だと思う？
それは、
起きた「けど」、大丈夫だったわ。
でしかありません。
10年努力するよりも、
1日勇気を出す方が人生は変わる。
僕はまず、
「人のことをバカにするのをやめる」
「人のことを見てジャッジしない」
から始めました。
最後の最後に、僕から提案です。
人生を存分に楽しむために、
「逆算」してやりたいことを見極めて勇気出す。
一緒にやってみませんか？
「人はゆるせない人に似ていく。」
（ナリ）
