2013年1月24日木曜日

【読書】スタンフォードの自分を変える教室


「スタンフォードの自分を変える教室/ケリー・マクゴニガル」
を読みました。感想は、非常に良かったです。


この内容は、自分自身のメモとして残し時々振り返って確認したいと思ったので、
【個人的な超意訳】で残しておきます。
※本書で実際そう説明されていたわけではない所もあります。

<簡単に意志力をアップさせる方法>
運動&睡眠がお金もかからずかなりの効果がある方法。
エクササイズや、散歩でもいいので運動をすること。出来れば、習慣にするとよい。
また、睡眠は6時間以上とるべし。


<モチベーションを思い出す方法を持て!>
「意志力」は、「やる力」と「やらない力」だけで成り立つのではなく、自制心を発揮するには、
肝心な時に、モチベーションを思い出す必要がある。これが「望む力」。
同窓会に20キロ痩せて参加したい。もしも、タバコをすったら息子はがっかりするだろう。
これをすると人から呆れられるのではないか。
自分のなりたくないグループの習慣と一緒のことをしているではないか、など
動機も重要な要素だ。


<毎日小さな心がけを守れ!>
自制心を要する小さなこと(姿勢を良くする、毎日手が疲れるまでハンドグリップを握る、
甘いものを減らす、出費を記録するなど)を継続して行った場合、意志力が全般的に強くなる。
こうしたことの積み重ねで、「意志力」は強化できる。


<自分のなりたい人のことを考えろ!>
自制心の強い人のことを考えると、自分自身の意志力も強くなる。
もう少し意志力を強くしたいと思うときは、お手本にしたい人のことを心に思い浮かべよう。
そして、鉄の意志をもつあの人なら、こんなときはどうするだろうと考えてみるのです。
そうして、ビジュアル化しましょう。想像しましょう。
私たちは、自分で思っている以上に周りの人に影響を受けているのです。


<自分に優しくするのだ!>
意志力を強化するには、自分にもっと厳しくする必要はない。むしろ、重要なのは、優しくすること。
たとえば、毎日かかさず継続すると決めてがんばっていた事を、1日出来なくなってしまった。
そんな時は、「人間だものそんなこともあるさ」と自分を許して次の日からまた継続すれば良い。
「なぜ自分は継続できないんだ」と自分を責めてしまうとストレスになり、たった1回できないだけで
「どうにでもなれ」とヤケクソになり、そして落ち込むといった負のスパイラスにも陥ったりすることもある。
優しくはするべきだが、未来の自分を信じてはいけない。
「明日ちゃんとがまんするから、今日はまぁいいか」は、まずできないということを肝に銘じよ。


<呼吸のペースを抑えるだけで意志力は高められる。>
意志力をてきめんに高める方法がある。
それは、呼吸にペースを1分間に4回から6回までに抑えること。
不安、怒りなど、自分自身をうまくコントロールできていないときにぜひ試すべし。


<衝動的な欲求に襲われたときは>
まず、深呼吸をする。10分だけ我慢してみる。もしくは10分間だけやってみる。
そうすると、効果的な意志力の強化が図れる。
また、自分の欲求を冷静に観察する。それに対して善悪の判断をしない。
「ほぉ、衝動的な欲求を私は今感じている。そうすると身体にこんな変化が起きるのか。」など
観察のみをする。
そして、自分が本来やりたいことにとって、その欲求がプラスになるか考えてみる。
「やせたいのに、今食べるの?」
「仕事しないといけないのに今、FACEBOOKをチェックするの?」など。


<同じ習慣の仲間>
仲間は、自分を映す鏡。今の自分を知りたいなら仲間を見よ。肥満や勇気までも感染する。
頑張って努力しているグループに所属しているか。



「意志力」とは、自己コントロールする力。
自分の人生をうまく活かすも殺すもこの1点にかかっている。
この力は、科学的に鍛えられるということ。
これは、是非自分の生活に活用するべき重要なこと。





「自分は意志が強いと思っている人ほど、
誘惑を感じた場合に自制心を失いやすいことが研究でわかっています。」
(ケリー・マクゴニガル)


なんしか、カッコいい大人になろう。