2020年2月6日木曜日

【学べ】過去の暴落史【日経平均株価】



暴落は、忘れたころに突然やってきます。
必ず、やってきます。
チャートは、波を描くので必ず山があれば、谷が来ます。
あくまで周期の一部なのです。
これは、必然なのです。

ただやみくもに、恐れてはいけません。
過去の暴落がどのような動きをしたのかを
知っておいて損はないでしょう。
過去に学び次の暴落時にいかに冷静に対処できるかですね。


「二番底は黙って買え」という格言がありますが、
二番底の判断もなかなか難しいものです。
最初のの安値を割らなければ、二番底ですが、
その安値を割れば、二番底は、まだ先です。


これは、私自身のためのメモでもあります。


それと、ちなみに今 逆イールドっすね(汗)
 ↓
【逆イールドから】米国バブルの終焉を記録してみる【時々更新】



ブラックマンデー 1987年10月19日
前日26,367円→10月19日25,637円まで下落。(-2.7%)
1営業日後10月20日21,910円(-16.9%)
18営業日後11月11日21,616円(二番底) (-18.0%)






ブラックマンデーとは
10月19日月曜にアメリカニューヨーク証券取引所で起きた、株価の暴落のことを指します。ダウにひきずられる形で、世界的な株安となりました。





バブル崩壊(*期間内の暴落)1990年2月19日
前日37,460円→2月19日37,097円まで下落。(-0.9%)
5営業日後2月26日32,443円(-13.3%)
22営業日後3月22日28,830円(二番底)(-23.0%)
32営業日後4月5日27,251円(三番底)(-27.2%)
その後下降トレンドは続く。
極端な話2003年4月28日の7,604円(-79.7%)まで!?



バブル崩壊第2波(*期間内の暴落)1990年7月20日
前日33,056円→7月20日32,417円まで下落。(-1.9%)
15営業日後8月13日32,443円(-9.2%)
23営業日後8月23日23,649円(二番底)(-28.4%)
49営業日後10月1日19,782円(三番底)(-40.1%)
その後下降トレンドは続く。
極端な話2003年4月28日の7,604円(-76.9%)まで!?



バブル崩壊とは
好景気を維持していた日本のバブル経済が、日銀の公定歩合引き上げなど様々な要因から破綻し、景気が急速に後退した出来事を指します。



<詳しくは↓>
【THEバブル崩壊】日本バブル景気とは一体なんだったのか!?【その影響は いまだ終わってないのかも】




阪神・淡路大震災1995年1月17日

前日19,331円→1月17日19,088円まで下落。(-1.2%)
1営業日後1月18日19,201円に戻す
2営業日後1月19日18,978円(-1.8%)
3営業日後1月20日18,754円(-2.9%)
4営業日後1月23日17,779円(-8.0%)
9営業日後1月23日18,753円まで戻した



阪神・淡路大震災とは
1月17日AM5:46、兵庫県南部で大規模な地震が発生。その損害は10兆円規模となり、日経平均も一時的に大きく下げました。






ITバブル崩壊(*期間内の暴落) 2000年4月13日
前日20,833円→4月13日20,385円(-2.1%)
1営業日後4月14日20,331円(-2.4%)
2営業日後4月17日18,604円(-10.6%)
3営業日後4月18日18,547円(-10.9%)
6営業日後4月21日18,091円(-13.1%)
11営業日後4月28日17,926円(-13.9%)
12営業日後5月1日18,403円に戻すも
17営曜日後5月11日16,779円(二番底) (-19.4%)
28営業日後5月26日15,870円(三番底) (-23.8%)
その後下降トレンドは続く。
極端な話2003年4月28日の7,604円(-63.5%)まで!?



ITバブル崩壊とは
アメリカを中心にIT関連の株価が急上昇した後、短期間で急落したことを指します。日本経済は不況の中にあったので、それ程大きな影響はなかったといわれています。





アメリカ同時多発テロ(9.11) 2001年9月12日
前日10,293円→9月12日9,610円まで下落(-6.6%)
1営業日後9月13日に9,477円(-7.9%)
2営業日後9月14日に10,009円まで戻す
4営業日後9月17日に9,448円(-8.2%)(二番底)
8営業日後9月21日に9,383円(-8.8%)(三番底)



アメリカ同時多発テロ(9.11)とは
アメリカで4つのテロ事件が同時多発的に起こり、それに端を発し世界中で株価が下落しました。





ライブドアショック 2006年1月16日
前日16,455円→1月16日16,222円まで下落。(-1.4%)
1営曜日後1月17日15,806円(-3.9%)
2営曜日後1月18日15,060円(-8.4%)
3営曜日後1月19日15,696円まで戻す



ライブドアショックとは
1月16日、証券取引法違反容疑で、東京地検特捜部がライブドア本社に強制捜査を行い、これを受けて市場全体が急落したことを指します。




村上ファンド代表逮捕 2006年6月5日
前日15,789円→6月5日15,623円まで下落。(-1.0%)
1営曜日後6月6日15,341円(-2.8%)
2営曜日後6月7日15,095円(-4.3%)
3営曜日後6月8日14,497円(-8.1%)
4営曜日後6月9日14,751円まで戻す
5営曜日後6月12日14,833円まで戻す
6営曜日後6月13日14,219円(-9.9%)
7営曜日後6月14日14,310円まで戻す(二番底)



村上ファンド事件とは
ニッポン放送株でインサイダー取引をしたとして、村上ファンドの代表が逮捕されたことを指します。




サブプライムローン問題 2007年8月15日
前日16,845円→8月15日16,433円まで下落。(-2.4%)
1営業日後8月16日15,859円(-5.8%)
2営業日後8月17日15,262円(-9.3%)
3営業日後8月20日15,732円に戻す



サブプライムローン問題とは
2007年末からアメリカの住宅バブルがはじけ、住宅購入用途向けのサブプライムローンの不良債権化が起こったことを指します。サブプライム関連の証券化商品を多く抱えたリーマンブラザーズなどは、一気に財務内容が悪化し、リーマンショック(破たん)へとつながっていきます。





リーマンショック 2008年9月16日
前日12,215円→9月16日11,551円まで下落。(-5.4%)
2営業日後9月18日11,301円(-7.4%)
17営業日後10月10日8,115円(二番底) (-33.5%)
18営業日後10月14日9,448円に戻す
28営業日後10月10日6,995円(三番底) (-42.7%)



リーマンショックとは
2008年9月15日、アメリカの投資銀行リーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻したことで起きた、世界的な経済危機のことを指します。

<詳しくは↓>
【解説】リーマンショックとは一体なんぞや!?【経済】





東日本大震災 2011年3月11日

前日10,434円→3月11日10,254円まで下落。(-1.7%)
1営業日後3月14日に9,579円(-8.1%)
2営業日後3月15日に8,228円(-21.1%)
3営曜日後3月16日には9,024円まで戻した。



東日本大震災とは
東北地方で起きた、大規模な地震災害。原発の爆発など被害状況が明らかになるにつれ、海外投資家の売りが殺到し日経平均は下落していきました。





日銀金融緩和(5.23ショック)2013年5月23日
前日15,627円→5月23日14,484円まで下落。(-7.3%)
4連続営業日下落し続け、5月28日13,944円(-10.4%)
12営業日後の、6月7日12,548円(二番底) (-19.7%)。
16営業日後の、6月13日12,416円(三番底) (-20.5%)



日銀金融緩和(5.23)ショックとは
日銀が大規模な金融緩和を実施したこと、バーナンキ議長が金融緩和縮小を示唆したことで、起きたといわれている暴落。




チャイナショック 2015年8月18日
前日20,620円→8月18日20,545円まで下落。(-0.3%) (1日目はこんな感じだったが)
6連続営業日下落し続け、8月25日17,807円(-13.6%)
16営業日後の9月8日17,427円(二番底) (-15.4%)
その次の9月9日は、18,771円まで上昇。
28営業日後の9月29日16,901円(三番底) (-18.0%)



チャイナショックとは
2015年8月11日の人民元切り下げに端を発し、為替相場の変動から上海株が急落。それに伴い世界の株式市場が連鎖的に株安へと向かいました。



ブレグジット(イギリスEU離脱)2016年6月24日
前日16,238円→6月24日14,864円まで下落。(-8.4%)
次の日6月27日には15,309円に戻した。
10営業日後7月8日に再び15,107円(-6.9%)



ブレグジット(Brexit)とは
イギリスのEU離脱のことを指します。2016年6月23日に国民投票が行われ、EUの離脱が決まりました。



トランプショック 2016年11月9日
前日17,171円→11月9日16,111円まで下落。(-6.1%)
次の日11月10日には17,344円に戻した。



トランプショックとは
2016年11月9日アメリカ大統領選において、事前の予想を裏切る形でトランプさんが勝利したことで、世界マーケットに混乱を与えました。






暴落時の購入の仕方は、
とにかく冷静でいられないので、注意が必要です。
底入れしたと読んでも、実は底入れしていなかったということが
往々にしてあるからです。
なので、1度ですべて購入しないように
3回くらいに分けて購入するくらいに小分けして購入をする。
生活資金を、入れない。
ポジションは、小さく。
を心がけてください。

そして、暴落時のために
普段から欲しい優良株をリストアップしておいて
割安になったときに、購入できるようにしておきましょう。
まさにバーゲンセールです。



「相場が底をつけた時にベルを鳴らしてくれる人はいない。
相場が天井をつけた時にベルを鳴らしてくれる人はいない。」
(相場の格言)

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燻製の素。
2倍希釈でゆで卵を漬けるだけで、
「半熟燻玉」という危険物質が仕上がる。あぶない。